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堀道広 旧仕事、日常、金継ぎ部、駄文、記録用。 新しい仕事は地味にこちらに移行中です。 →「堀道広 その仕事」https://horimichihiro.tumblr.com  
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池袋西武本店6階西武アート・フォーラムにて第25回日本伝統漆芸展が開かれています。21日(月)まで。
・銀座のギャラリー竹柳堂(中央区銀座7-10-6)にて「- 挑む - 漆芸の創造」(22日(火)まで)
という輪島や香川の若い漆作家さん達を集めたグループ展を見ました。
いろんな面白い作品も見れて若いうるし作家の熱気を感じ、ひさびさに会う輪島時代の友人もいたりして懐かしかったです。(品物は自分の年収くらいするのでせいぜい懐かしがるだけで買えませんでしたが・・)
080116_1800~01.jpg



ヒレの取っ手をつまんでフタを取ると・・・



080116_1804~01.jpg




フタ内が金ぴか、小さい釣人がいたりします。
輪島の塗師屋、坂口彰緒さんの作品。


(おでこが出っ張っているのはオスなんだそうです。へ~)

(ほかにも漆で精巧に作った「古墨」や「日本刀」、フィギュア、見る角度によって図柄の変わる香合、超緻密な蒔絵、沈金の品、など確実に一点しかない逸品がありましたが、友人ではないため写真に撮っても良いか聞けず、でした。)
量産の高級漆器の趣とはまた一味もスィングした楽しい漆器を見られました。(もちろん普通にすごい漆器もありました。)さすが、「輪島塗り」の底力、層の厚さを見た思いがしました。

そもそも、こういう仕事って、金とかプラチナ粉とか国内産漆とかを何十万円ぶんも使って趣向の凝らしたものを2~3ヶ月とか半年とかかけて(中には外注に出したりして)作って、50万円とか100万円とかのものを銀座まで持ってきて売る(しかしそれも全部売れるわけではない)、という一連の流れを考えただけでも、すごいことだなあと思いました。お金に余裕のある人は是非!

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うるし部面白かったです。かなり面白かったのでイギリスまで送ってしまいました。(海外に住んでる友達に。)手を叩いてかなり喜んでいました。(想像。) 上野の漆やさんで 漆塗りしながら マンガ家になるって決めて とうとう単行本だしましたね おめでとう! かなり売れると思いました。 次のも読みたいので、お願いしまーす
まき 2008/01/20(Sun)00:02:52 編集
まきさん
ありがとうございます。
イギリスで売れてなんとかならないものでしょうかね。つづき、というかその先は自分でも描かねばならないと思っているのですが。
なんとかしないといけないですね。
2008/01/20(Sun)04:08:34 編集
そのイギリスにいる友達
はじめまして。まきさんのイギリスにいる友達のまきこです。別にまきさんの一人芝居ではなくまきこと申します。最高に面白くて手を叩いて喜びました!いろんなものを観る視点がユニークで個性的ですね。次の号も読みたいですのでお願いしまーす。
まきこ 2008/01/21(Mon)23:21:12 編集
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堀道広
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