漫画家 堀道広の告知、仕事、日常の羅列。単行本 『パンの漫画』『部屋干しぺっとり君』 『耳かき仕事人サミュエル』『青春うるはし!うるし部』。「金継ぎ部」主宰。
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夏休み、どこにも連れて行ってあげられないのを不憫に思い、娘の慰労を兼ねて、私と娘2人で自転車で40分くらいかかる少し遠くの、区民プールに行った。
もともとそのプールは混むと妻が調べてくれてわかっていたので、朝9時前に着くように早めに行った。
娘は、流れるプール初体験で、狂ったように楽しんでいた。
私は、流れるプールの波に酔っていたが、娘は帰りたがらないくらい楽しんでいたので、
3時間限定の券だから、と言って帰ることにした。
すぐ近くに砧公園という大きな公園があって、遊びたい、と娘が言うので、知らない家族に混じって水鉄砲などをして遊んでいたら、遠くの方から少年が歩いてきて、近くの木にカブトムシがいる、と教えてくれた。大きなカブトムシだった。遠目には気がつかなかったが、その少年は左腕の肘から下がなくて、右足も義足であった。(短パンなので、義足はわかりやすかった。)
そして少年はそのカブトムシを採るでもなく、てくてく歩いてどこかに行ってしまった。
しばらく遊んでいたが、娘も水鉄砲にも飽きたので、帰ることにした。
帰宅しても、全然娘は昼寝しなかった。
大きくなり、体力がついてきたように思う。一方親は、体力がなくなってきた。
酷暑で、何がなんやら、すべてが幻想のような出来事だったが、あれはなんだったんだろうか。



tetokaで根本敬先生に描いてもらった自画像。
紫の顔色が、内面をあわらしているようにも見える。

爪の水虫、「爪水虫」を患い10数年、ついに治療を決意した。

(昔、漆屋さんに住み込みで働いていた時、スリッパが供用だったため、水虫に感染したことがあった。水虫は市販の薬で完治した、と思ってたら、爪が厚くなったり白く濁り始め、爪水虫と呼ばれている病気になっていた)


今まで、何度か皮膚科を受診しても塗り薬で完治するまで通わなかったし、通販で塗り薬を購入しても完治するまで持続できなかった。

今度の皮膚科では、飲み薬での治療を希望。
塗り薬では、持続力がもたないだろうと思い。

血液検査で肝臓に異常がないければ、飲み薬をもらえるらしい。ってことで、まずは血液検査。

皮膚科の看護師さんが、血液を採取してくれたんだけど、一度失敗して、血管が大きく腫れてしまった。仕切り直して二度目の採血。今度は違う手で行う。
どういうわけか、冷や汗がいっぱい出てきて、気分が悪くなって、横にさせられてしまった。血圧が急に下がってしまったようだった。健康診断では、血圧高めなんだけど、急にいつもの半分くらいの数値になってしまった。15分くらい寝かされて、帰ってきた。
翌日、また皮膚科に行ったら、今度は血液検査によると肝臓の数値が悪く、飲み薬を処方してもらえなかった。
また、塗り薬である。


妻のお産の具合が悪く、出産予定日の一月半くらい前に、今まで行っていた産院から、都心の大きな総合病院に転院して、そのまま救急車で入院してしまった。破水までしていたらしいから、このままこの病院で産むことになりそう。
救急車や入院なんか、したことないからウチは大騒ぎ。
私は子どもの世話、妻の入院の準備でバタバタに。
お産で入院する人もいる、とか聞いてはいたけど、自分の家がなるとは、思わなかった。
4日目で、重篤用の個室から、大部屋に移ってひと安心。一時は、数値が危なくて今夜帝王切開か、という日もあった。

転院した病院は変わったとこ。都会の総合病院だからか、メインの玄関もそんな広くないし、エレベーターの場所も、楽屋裏みたいに小さい。子どもの面会も、基本禁止で、許されてもほんの何畳かのエレベーターホールで10〜15分のみ。
面会は20時までなのを知らなくて、7時頃に乾燥機付きのコインランドリーで洗濯したから、面会時間をだいぶ過ぎてしまった。
テレビや洗濯機、有線LANも、プリペイドカードである。

写真は、コインランドリーで暇なので撮った写真。

3月某日。
パンラボでお世話になった慶徳康雄さんが、急に亡くなってしまった。
白夜書房でパチスロの漫画を描いていた時の編集長で、その後、自分をパンラボで拾ってくれた命の恩人でもある。白夜の雑誌がなければ漫画家と呼べなかったし、その後、パンラボの仕事がなければ、その後のイラストの仕事に繋がっていないだろう。2012年の「パンラボ」出版以降も、細々と漫画の仕事をくれて、去年は「パンの漫画」2巻も出してくれた。
パンラボの前に多分4年くらいパチスロの漫画描いていたから、付き合いは何年になるんだろう。
直接の面識はなかったが、漫画を見てもらっていた。「パンラボ」の出版お祝い会もあった。
ご本人が一番びっくりされていることと思う。
先週、お通夜に参列した。
お通夜は、まだ若いので会社関係の参列者が多く、あっけなく流れ作業のように過ぎてしまった。

亡くなって1,2週間経つけど、今でもコンビニなどで似た後ろ姿の人を見ると、「慶徳さん、ここにいるじゃん」と思う。未だ信じられない。
人生は、どこでロウソクの火が消えるように途絶えてしまうかわからないものだな。
とても悲しいのだけれど、この悲しさをどう表現して良いのかわからない。
死ぬのは順番だと思っているけど、そうでない時も急に訪れるものなんだな。

合掌。

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