漫画家 堀道広の告知、仕事、日常の羅列。単行本
『パンの漫画』『部屋干しぺっとり君』
『耳かき仕事人サミュエル』『青春うるはし!うるし部』。「金継ぎ部」主宰。
ここ数日間、母が上京して赤ちゃんを見てくれている。
中華屋に入っても、前菜のザーサイを、人生で初めて食べたと言うし、 豚キムチも、白菜のサラダ(つまり生の白菜)も、生まれて初めて食べたという。 66年の人生で初めて、である。
はっきり言って、これらは全く高級品でもなんでもなく、珍しくもなんともない食べものだが、この数日でいくつもの発見があったから、きっともっと山のように食べたことのないものがあるんだろう。
30年くらい、下手したら40年、作るもののレシピ、食べ物の種類、が変わっていないのだろう。
戦争が終わったことを知らずに戦後も抵抗を続けた元軍人のようだ。
自分も実家を離れ20年近く経つので、だいぶ「経たな」というのも感じるし、地元で働いてたら少しはなんか言ったり、そういうのを話したり怒ったり、連れてったりできたのに、ちょっと自分も責任もあるし、なんだか悲しい気持ちになった。
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