漫画家 堀道広の告知、仕事、日常の羅列。単行本 『パンの漫画』『部屋干しぺっとり君』 『耳かき仕事人サミュエル』『青春うるはし!うるし部』。「金継ぎ部」主宰。
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阿佐ヶ谷の金継ぎ部の帰り、バイクで仕事場に荷物を置きに向かった。
仕事場の裏にあるバイク駐輪場は、自転車で一杯だった。 
1Fに魚系が売りの居酒屋が入っていて、
裏には居酒屋のゴミ捨て場もあった。 
季節は夏、充満する魚の腐敗臭。 


高校の時、スーパーの鮮魚コーナーでバイトした。
その時に捨てにいく役目だった、魚の残骸の強烈な臭いと同じだ。

私はバイクを通路をふさぐ感じで停めた。
1分、いや、35秒、ほんの一瞬だけである。仕方のないことだ。
そしてすぐさま4Fの仕事場まで荷物を運び、
すぐにまたビルの裏に戻ってきた。

すると、さすが東京である。
一瞬、バイクから目を離した隙に、居酒屋の搬入業者が来ていて、
迷惑そうに自転車をすべてズラし、軌道を確保し、 ビールケース
などを台車に乗せて 搬入しようとしていた。
バイクが置いてあったために、入れなかったのだ。

私は「すいませんすいません」と深々と謝って、
すぐにバイクを移動し、家に帰った。
バイク運転中、イヤな予感がした。 直感的なものである。
 仕事場と家の間はバイクで5分くらいだ。
家に帰る途中で気がついた。
「やられた」
猛烈な腐敗臭の汁を、バイクのどこかに塗られたのだった。
たしかに配達の業者にしてみれば、 搬入路をふさぐバイクなどは、
くそったれな存在である。 邪魔でしかない。
「余計な仕事増やしやがって」さぞこう思ったことだろう。
しかし世の中意地が悪い人がいたものだ。
どこに腐った魚の残骸の汁を塗られたのだろう、
ヘルメット?シート? たぶんシートのようだ。

私は家に着き、すぐシャワーにむかった。
しかし、風呂に入ってわかった。
なんということだろう。
それは、業者による嫌がらせではなかった。

自分がうんこを漏らしていただけだった。
自分のうんこが、魚の残骸と同じような腐敗臭がしただけであった。
思えば、阿佐ヶ谷の帰りにローソンでトイレ(おしっこ)借りたっけな。
そのときに思い切り屁をして、少し漏らしていたのだった。
ローソンですれ違った人も、臭かったかもしれない。
居酒屋の搬入業者も、臭かったかもしれない。
すいません、自分の臭いでした。

どうでも良い日記を最後まで読んでくれた人ありがとうございます。


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