堀道広 旧仕事、日常、金継ぎ部、駄文、記録用。
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3年以上にわたってエルマガジン社で連載してきた米原有二さん箸
「京職人ブルース」が本になりました。
私も、挿絵を描いていたのですが、目次やら、読み切りルポ漫画やら、
表紙やらを描かせてもらったので、共著みたいな扱いにしていただいて
います。
面白く、ユルくもありながらためにもなる、胃に穴が空きそうな地道な取材の積み重ねの集大成。
京都の職人仕事の「いま」がわかる、職人さんのリアルな声が聞こえる。
いろんな意味でオススメの本です。
いろんな職人さんがいて、雄弁な人ほど、有名になりやすい時代でもありますが、世の中のほとんどの職人さんって、口ベタっていうか、
達者じゃないと思うんです。
自分は学者じゃないし、口が達者じゃないから、職人をやっている。
そういう人もいると思うんです。
つまり自分の作るもので、饒舌(口で説明のいらない完成度)であれば何より雄弁。
そういう人が、ほんとにかっこいいと思うし、真の職人さんだと思う。
この本は、そういう普段語ったりしない側の職人さんの本だと思います。
米原さんが、何回も、何年も通い続けて仲良くなって、ようやく口を開いて話をしてくれて、それをまとめたのが、この本です。
ルポ漫画の取材日当日、京都まで取材費が出たのに、ほとんど取材もままならない程体調が悪く、自分でも最も高級な家電(iPhone)を落として帰ってきただけだった、というオチがあったことは、この本では語られていません。最後まで、見つかりませんでした。転売した人にも、読んでもらいたいです。
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先日参加した藤野ぐるっと陶器市、studio fujinoでの「さつき展」で
熊谷幸治さんのお面?を買いました。
途中の石川パーキングエリアで買ったあんパンです。
「石川PA下り」と書かれています。
「上り」はあるのかな。
装画を担当した池田浩明さんの新刊「サッカロマイセスセレビシエ」
が出ました。
輝いているように見えます。
その発売に合わせ、東急ハンズ池袋店で、「パンコレ」というイベント
が24、25、26日に行われたので行ってきました。
盛況で、なんともすごい人でした。
以下、「パンコレ」で買った戦利品です。
限定の「ランチパック」です。
「ランチパック」といっても、ヤマザキのではなく、
レフェクトワールのものでした。
・シャラン産鴨のモモ肉のコンフィと
・スモークサーモンのタルタルとキャロットラペ
という今まで食べたことのない、スペシャルなものでした。
あとで値段(680円)を見て、ハッとしましたが。
でも味も、普通のランチパックの5個分くらいおいしかったです。
ボヌール(三軒茶屋)のえぞ鹿のパンです。
このイベントのために全国から集められたパンなど
東京では手に入らないレアものが多く、お客さんの本気度が違いました。
私が行ったときは2時間くらい行列で並ぶ感じでした。
やっと入場できて買う番になったのですが、全部は買えないので、
どれを買ってよいのか迷いました。
とりあえず念願だったのは、奥能登の古川一郎のパンです。
でも結局総額4000円以上使っていて、帰ってから一瞬遠い目になりました。
でも、おいしいのであっというまに無くなってしまいました。
「パンコレ」に行く少し前、団地のご近所友達から、沖縄の宗像堂のパンをもらいました。
そしたら、なんと宗像堂はこの「パンコレ」にも出ていて、
「なんかつながったな」と、思うことがありました。
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