堀道広 旧仕事、日常、金継ぎ部、駄文、記録用。
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小学校の給食で使っているという漆器の直しをしています。子供が激しく扱うからか、だいぶ割れが入っています。
これなんか、割れすぎて光がもれています。
刻苧(こくそ)を埋めるためにノミで傷をつけ、生漆+生正味漆を同量ずつ足したものを筆で染み込ませました。
これをやる理由は、これ以上木が割れないようにするために漆で強制的に固めてしまい、割れを防ぐためです。
生漆を足したのは、乾きを促進するためです。日本産だけですとと乾きに不信あるので。
私は以前、こういう割れには麦漆を薄く希釈して含浸させて割れ止めをやれば良いとか思ってましたが、別に漆100%で良いそうです。(硬い場合ちょっと溶剤いれても良いそうです)
次に乾いたものに刻苧をしました。白っぽく見えるのは木粉です。最後に指で押さえるときに、手につかないからです。
乾いたら、削ってそのあとの工程に進みます。
これなんか、割れすぎて光がもれています。
刻苧(こくそ)を埋めるためにノミで傷をつけ、生漆+生正味漆を同量ずつ足したものを筆で染み込ませました。
これをやる理由は、これ以上木が割れないようにするために漆で強制的に固めてしまい、割れを防ぐためです。
生漆を足したのは、乾きを促進するためです。日本産だけですとと乾きに不信あるので。
私は以前、こういう割れには麦漆を薄く希釈して含浸させて割れ止めをやれば良いとか思ってましたが、別に漆100%で良いそうです。(硬い場合ちょっと溶剤いれても良いそうです)
次に乾いたものに刻苧をしました。白っぽく見えるのは木粉です。最後に指で押さえるときに、手につかないからです。
乾いたら、削ってそのあとの工程に進みます。
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