神奈川の葉山にあります「ARAHABAKI」さんで妻の山元かえと2人展をします。
まーーったくの無宗教なんですが、このようなご時世もありますし、そもそも、会社に入っているわけでもないですし先行きがいっこうに見えません。そんな自分のような人間でも、ちょっと日常の生活の中で壁や部屋の隙間にお供えしてちょっと祈りたくなる神さまや仏像を作って展示します。無宗教なので、節操ないなと思うかもしれませんがー。
堀道広・山元かえ『 きままな祈り 』
2012年10月27日(土)- 11月4日(日) 11時 - 18時
詳しくはこちら。
(展示期間内のイベント)
10/27(土)は、祈りを込めて来場者の似顔絵を描きます。
11/3(土)は、かいじゅう屋(目白)さんのパンを限定販売します。
エルマガジンの京職人ブルースでイラストを描かせていただいている、京都の工芸系のライター、米原良二さんの取材で、亀戸の漆刷毛屋さん、田中さんのところに行くのに同行させてもらいました。
ちなみに漆刷毛を作る職人さんは、日本に2人しかいないんですが、田中さんはそのうちの一人です。
作業場は道具の隅々まで手入れが行き届いていて、それが本当に驚きました。鉋の刃も、軽くするのに上の部分が落としてありました。
新聞を広げた範囲に鉋くずがぴったり収まってたり、セロハンテープで新聞を仮留めしたり、仕事にムダがほとんどないのにビックリしました。
刷毛を鉋で荒く削っているところです。カメラマンさんが良い角度で撮っていて(液晶に注目)、そこでもカメラマンさんのプロの仕事に感心したりしました。
仕上げに刷毛を砲弾型に削っているところです。
この組み合わせた道具がかっこいい!!
全ての道具が、計算されている。
真の職人さんの姿を見た気がしました。
あと、よくトゲがささる、ともおっしゃっていました。
川崎タカオ×堀道広×カズモトトモミ
2011年 9月16日(金)~9月28日(水) 月曜休み
Opening Party 9月16日(金)18:00~20:00
※カズモトトモミのシルクスクリーンフレームを共通のアイコンとして使用し、川崎タカオのイラストレーション、堀道広の漆作品を「飾る」、コラボレーション展示です。三者三様の混色を、お楽しみください。
Special event
「漫画とTシャツも飾る」
9/18日(sun)15:00~
ライブでリレー漫画を制作&販売
Tシャツをご購入の方にはにその場でお絵描きします。
※期間中、三人共同製作のアートブック「KHK」も限定販売。
ビリケンギャラリー
〒107-0062 東京都港区南青山5-17-6-101
TEL.03-3400-2214 FAX.03-3400-2478
OPEN 12~19時 月曜休
地下鉄表参道駅B1出口より徒歩7分
http://www.billiken-shokai.co.jp
※詳細はビリケンギャラリーのホームページ等御覧下さい。
在廊日はtwitter(#KAZARUで検索)でもお知らせします。
※青林工藝舎の新刊、川崎タカオ「待ちぼうけ紳士」絶賛発売中!
堀道広「耳かき仕事人 サミュエル」は16日発売です。
逆から見ると、
川崎さんから見た図になります。
※DMご希望の方はメールでご住所いただければ発送いたします。
これなんか、割れすぎて光がもれています。
刻苧(こくそ)を埋めるためにノミで傷をつけ、生漆+生正味漆を同量ずつ足したものを筆で染み込ませました。
これをやる理由は、これ以上木が割れないようにするために漆で強制的に固めてしまい、割れを防ぐためです。
生漆を足したのは、乾きを促進するためです。日本産だけですとと乾きに不信あるので。
私は以前、こういう割れには麦漆を薄く希釈して含浸させて割れ止めをやれば良いとか思ってましたが、別に漆100%で良いそうです。(硬い場合ちょっと溶剤いれても良いそうです)
乾いたら、削ってそのあとの工程に進みます。