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堀道広 旧仕事、日常、金継ぎ部、駄文、記録用。 新しい仕事は地味にこちらに移行中です。 →「堀道広 その仕事」https://horimichihiro.tumblr.com  
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「美的」8月号(小学館)に金継ぎ部の取材漫画が掲載されています。

マンガは、小迎裕美子さんの「脱力道場」というコーナーの111回目です。

(111回目ってすごい長期連載ですね)



↑このマンガでは無水エタノールと生漆を混ぜて塗る、とありますが、

金継ぎ部ではエタノールは混ぜないですし、そういうことは言ってないのですが、

おそらく何か別の資料を見られたのかと思います。

(間違いではないんですが、混ぜる理由はおそらく、キャンドルとかバーナー的なもので焼き付けをする際、燃え易くして焼き付けの定着を良くするのに混ぜる場合があります。溶剤として混ぜるのでしたら、灯油やテレピン油のほうが混ざり易いですし、エタノールを入れる理由が、あまりないです。)




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高かったけど、いい本買いました。






22日は、ARAHABAKIさんでの葉山金継ぎ部の日でした。
休憩の時に、霧原でかき氷を食べました。 過去のかき氷歴のなかでも屈指の旨さです。
 


顔を出す猫



おいしいものを食べるたび、脳裏に浮かぶのは富山の実家の父が帰省
のたびに、「富山の食べ物こそが最高」「東京にうまいもんなんかない」
と言われるのを思い出します。
たしかに、米や、海の幸、山の幸なんかは、おいしいものが手に入る
と思います。
地元だから父は、どこで手に入るか知っていますし。
きっと、東京名菓「ひよこ」か何かを食べて、
「東京には旨いもんなんかない」と言っているに過ぎないのだろうと
思います。




味なんか個人の趣向、主観ですし、自分が満足すればそれでいいの
ですし、「東京のほうがうまいものあるよ」なんて、あっさり
言い返すのも野暮というものです。

しかしどうして父は「10倍以上人が住んでいる場所のほうが、
おいしいものの分母も多い」という計算式が出ないのだろう、
とも思います。
「東京みたいに空気の汚い場所に、旨いものが存在するわけない」
「東京みたいに水の汚い場所に、うまい魚など捕れるわけない」
「東京なんか山がないのに山菜など採れるわけない」
そういうイメージで言っているのだと思います。
これは正しいでしょうか。ある意味、正しいとも言えます。

私も何年と東京に暮らすうちに、もともと味に興味を持っていい
生活レベルになかったってこともありますが、徐々に生活も安定し、
おいしいものを食べると、「さすが富山県の10倍以上人間の住む街」、
と思う事があります。
たとえばちょっと新宿なんかへ行って、おいしいカレーやベトナム料理のお店があったりして感動したりすると、父はこの味を知ってて「東京に旨いものなんかない」と言い切るのかなとか、
無意味なことを考えたりします。食べてもらいたい、
とさえ少し思います。味に趣向もあるから、好きじゃないかもしれませんが。

外国には日本人が想像する以上の旨いものがあることをしらない(私を含めた)、日本人も同じことですが。どこに行って何食ったって歳をとったら結局は慣れ親しんだ地元の料理の味が一番と思うのかもしれませんしね。父の言うことは正しいとも言えますが、自分は東京の食い物も数倍旨いものがある、というのが結論です。

「バスケット・ケース」という82年くらいのホラー映画のDVDを見ました。
シャム双生児の兄弟の話です。弟のほうがまともな美少年で、
いつもカゴに入れた奇形の兄貴を持ち歩いており、訳あってNYに。
兄弟で組んで殺人を・・・という内容です。
兄貴が年頃で、女性への興味は止まらないし、五体満足の弟への嫉妬もあって
弟の彼女を襲ったり・・・と、切ない兄弟愛の映画でした。



プロフィール
漫画・イラスト描きます お仕事お待ちしております
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堀道広
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男性
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まんが等
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