24時間テレビでは城島茂が101kmを走り終えようとしている頃、
阿佐ヶ谷よるのひるねでの蜂鳥スグル×天国さんのシャンソンの
ライヴに行って来た。
始まる前に、「あまり今日は歌う気がしない」と宣言された通り、
大半がMXテレビの「5時に夢中」のダイジェスト映像や、
道で拾ったインド映画のDVDのよりぬき映像を流すという
画期的なライヴだった。
それでも、本業の歌は見事で、最後は皆で(本家TVの生放送に合わせて)
「サライ」を熱唱するに至った偶然とも言える演出には、感動すら
覚えた。
蜂鳥スグルさんは元アックスの漫画家(第1期生)で、
現在はシャンソン歌手だ。
漫画からは足を洗われてしまったが、今でも見る人を楽しませるのを忘れない、超のつくエンターテイナーだ。(ちなみに漫画もかなりの腕)
天国さんという方々はお初だったが、かなりの実力があるのだろう。
地下シャンソン?というかそういうジャンルの自分の知らない畑が
あるのだな、と思った。
「サライ」を熱唱する蜂鳥スグル氏。
フェイク・チャリティー番組とリアル「地獄」とのコラボが異常
すぎるので、写真が見えなくて残念。
今日は忘れ物を取りに行ったり、 クーラーがあまり効かなかったりで、
5キロのマラソンをしたくらい、大汗をかきながらの時間だった。
肩から背中にかけて、汗腺が集中しているのか、汗をよくかく。
背中はびっちり、Tシャツが汗で張り付いている。
絞れば100ccくらい汗が出るくらいじゃないだろうか。
白いTシャツだったので、乳首もたいへん透けている。
取材と乳首。 特に中年男の乳首だけは見たくないものだ。
白い水着を着た若い女性の陰部なら
(「青春の陰り」とはよく言ったものだが、)
青春の陰りなら、良い。
(わからない人はみうらじゅん原作
「アイデン&ティティ」のDVDを借りてくる)
プロフィール写真も少し撮ってもらった。
乳首だけは、フォトショップで修正してもらうことを約束した。
阿佐ヶ谷の金継ぎ部の帰り、バイクで仕事場に荷物を置きに向かった。
仕事場の裏にあるバイク駐輪場は、自転車で一杯だった。
1Fに魚系が売りの居酒屋が入っていて、
裏には居酒屋のゴミ捨て場もあった。
季節は夏、充満する魚の腐敗臭。
高校の時、スーパーの鮮魚コーナーでバイトした。
その時に捨てにいく役目だった、魚の残骸の強烈な臭いと同じだ。
私はバイクを通路をふさぐ感じで停めた。
1分、いや、35秒、ほんの一瞬だけである。仕方のないことだ。
そしてすぐさま4Fの仕事場まで荷物を運び、
すぐにまたビルの裏に戻ってきた。
すると、さすが東京である。
一瞬、バイクから目を離した隙に、居酒屋の搬入業者が来ていて、
迷惑そうに自転車をすべてズラし、軌道を確保し、 ビールケース
などを台車に乗せて 搬入しようとしていた。
バイクが置いてあったために、入れなかったのだ。
私は「すいませんすいません」と深々と謝って、
すぐにバイクを移動し、家に帰った。
バイク運転中、イヤな予感がした。 直感的なものである。
仕事場と家の間はバイクで5分くらいだ。
家に帰る途中で気がついた。
「やられた」
猛烈な腐敗臭の汁を、バイクのどこかに塗られたのだった。
たしかに配達の業者にしてみれば、 搬入路をふさぐバイクなどは、
くそったれな存在である。 邪魔でしかない。
「余計な仕事増やしやがって」さぞこう思ったことだろう。
しかし世の中意地が悪い人がいたものだ。
どこに腐った魚の残骸の汁を塗られたのだろう、
ヘルメット?シート? たぶんシートのようだ。
私は家に着き、すぐシャワーにむかった。
しかし、風呂に入ってわかった。
なんということだろう。
それは、業者による嫌がらせではなかった。
自分がうんこを漏らしていただけだった。
自分のうんこが、魚の残骸と同じような腐敗臭がしただけであった。
思えば、阿佐ヶ谷の帰りにローソンでトイレ(おしっこ)借りたっけな。
そのときに思い切り屁をして、少し漏らしていたのだった。
ローソンですれ違った人も、臭かったかもしれない。
居酒屋の搬入業者も、臭かったかもしれない。
すいません、自分の臭いでした。
どうでも良い日記を最後まで読んでくれた人ありがとうございます。
ポパイ9月号(マガジンハウス)
サンドウィッチ特集の
サンドウィッチ新聞内に、4コマ漫画が載っています。(p101)
同じサンドウィッチ新聞内でイラストを描いている村上テツヤ氏は、
7年くらい前イラストの塾に半期だけ潜入していた時の恩人です。
POPEYEでいっしょに仕事するとは!
最近、パンを食べ過ぎて体重も増加してきたのでジョギングをはじめた。
この日は普段より多く走ろうと、つい初めての道を走って、あと1km走ったら引き返そうと思っていた。
折り返そうと思った矢先、たぬきがじょうろに頭突っ込んで車にぶつかったりしてウロウロ歩いていた。
何より目の前は結構な大きい道路で、すぐにはねられてもおかしく
なかった。自分の力だけではじょうろは抜けなかった。
夜に水でも飲もうとしたのかもしれない。
ウナギのワナの仕掛けみたいに、入るのは簡単だけど、抜くのは
痛い、難しい、という構造になっていた。
(わからない人は円柱状のウエットティッシュの穴に指を差し込んでみてほしい)
どうしようか考えていたら、道路の向かい側の家の、大きい蔵があるような家のおじさんが出てきた。
親子で庭をうろつく姿をよく目撃されているらしかった。
また力づくでじょうろを取ろうとすると「あぶない噛まれるぞ」(野生のたぬきはヤバい菌がある、とのこと)とおじさんに何度も言われた。
私もジョギング中で短パンで思いきし軽装だったので、噛まれてもたまらない。おじさんが何度も言うので急におそろしくなった。
ほかにも、
・ちょっと軍手をお借りしていいですか?→「危ない。そんな簡単に済む話じゃねえ(もっとヤバいぞ野生動物のバイ菌は)」
・獣医に連れて行く案→「一番嫌がられる」(野生のたぬきは菌がいっぱいだから厄介)
・警察に連れて行く案、消防に連絡する案→「菌を持っているので嫌がる」
とにかくおじさんはマイナスなことばかり言うので、急に恐ろしくなった。
あれこれ路頭に迷って「誰かに任せて帰ろうかな・・」と思っているうちに、おじさんは家から高枝切りはさみを持ってきてくれた。
おじさんがじょうろの口を切ろうとしたんだけどうまくいかず、
結局また「どうしようか・・・」となった。
たぬきも、無理に何度も外そうとするので、首も充血し、痛くてかわいそうになってきた。
ダメもとでもう一度私が高枝切りハサミを借りて、チャレンジしてみた。
おじさんは押さえていてくれた。
何カ所か切って、どうにかたぬきのじょうろを抜くことができた。
タヌキは、一瞬解放されたような表情をしたけど、すぐ何処かへ走り去ってしまった。
と、そこまでは、ごく普通の出来事だった。
帰宅後だいぶ経って妻に話すと「(ツイッターで)つぶやけばいいのに」と言われ、それほどのこと?と思ったが、つぶやいてみた。
そしたら翌日、リツイートが1.3万人を超えていた。
お気に入りもすごい数だ。
最近漫画の新刊も出たけどこんなにリツイートされたことがない。
リツイートの中には、全員人間でなくてきつねやたぬきも絶対いると思う。