歳をとったのか最近どんなテレビを見ても、つまらないと思うようになって 久しい。
日曜にやっている「ザ・ノンフィクション」だけは、なんとなく毎週欠かさず見ているが、 先週やった長与千種とダンプ松本の「敵はリングの外にいた」と、今週の秋葉原無差別殺傷事件の回は、2週連続で胸がアツくなった。
長与千種は、両親が思春期に千種を親戚に預けて遠くに行ってしまった。親戚におしっこをかけられていじめられているところに母親がちょうど帰って来た話とか、ダンプ松本が本気で老後の心配をしながら語るところとか、秋葉原の加藤の回では、事件前にナイフを福井まで買いに行った帰りに沼津でフーゾクに立寄り、風俗嬢にナイフを買った話をしたとか、幼少時ごはんを食べるのが遅い加藤は、母親にチラシの上に飯を置かれてチラシの上のおかずを食べていたとか、何かとしみるものがあった。
先日、ビートたけしの渋谷のライブに偶然友人に誘ってもらい、生のたけしを見た。
きよしも来ていて、生のツービートを見られてよかった。
生のたけしはお腹もぽこんと出ていて、おじいさんのようだった。 言葉に詰まりながらも、頭の回転はすごく早くて感動した。
最近見たテレビで、若者の間で、歯や臓器(のグッズやキャラ)が流行っている、 という言葉を聞いた。 私は「アックス」のベンチウォーマーズ内連載で、「入れ歯クン」というキャラを 1年以上前から不定期だが、連載させてもらっている。
なんとかこの「入れ歯クン」にスポットが当たらないものだろうか。
肛門キャラの「しり穴こうちゃん」でも良いと思う。(今テキトーに考えた)
↓これがその「入れ歯クン」
2日、高円寺フェス2014というお祭りで、オリジナルTシャツを作ろう!というコーナーに花くまゆうさくさんと出させていただきます。作ろうといっても普段は器を繕うことくらいしかしていないのですが、出させていただきます。
なんでも注文を受けてTシャツに絵を描きます(おそらく自分の限界を突破したものも描くことになると思います)ので、ぜひいらしてください。
新聞で安斎肇さんが、「Tシャツは現代の浮世絵のようなもの」(チラシ的な表現)と仰っていましたし、このイベントで売られるTシャツもまた然りかな、と思います。