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堀道広 旧仕事、日常、金継ぎ部、駄文、記録用。 新しい仕事は地味にこちらに移行中です。 →「堀道広 その仕事」https://horimichihiro.tumblr.com  
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猫を飼い始めた。というか、飼い始めるかもしれない。

今はまだ1週間のトライアル期間の最終日。4、5ヶ月の保護猫。まだ幼い。名前はまだ無し。
自分は猫という動物を飼うのは初めてで戸惑うことばかり。妻は子供の頃飼っていた。
新しい引き出しをあけられているような感覚。
少し微熱を纏うように、恋のように、どっぷり沼のように猫の魅力に取り憑かれている。
長女、長男が生まれた時、目が離せない赤ちゃんの頃の気持ちとよく似ている。


猫は犬と違って基本、野生動物みたい。
基本ツンデレで、逃げたい怖い隠れたいだけど、ゆっくりと慣れてきている印象。
歩み寄って来てくれると嬉しい気持ちになる。
どうにか近くでゴロンとしてくれると、撫でさせてもらえる。

しかし思うのは、小さい男の子の(元気いっぱい!な感じの)可愛さと猫は食い合わせが最悪だ。
どんなに我が子がかわいくてもどうしても弱者(猫)の方に気持ちを寄せてしまう。注意しなくても良いところで、注意してしまうのだった。
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イラストを描いた雑誌の仕事でモヤっとしたこと

①1点1色10センチ角というイラスト仕事を受けた。理由は、ボリュームが1点だけだったから。確かに予算は1カット分、という感じ。

②きた内容は、10センチの中に3つのシチュエーションあった。
(これってイラスト3点では?)

③ラフを送ったら、3シチュエーションが同じ店にいる状況で描いて欲しいと修正の指示。
(同じ店・・どういう構図で描けば良いんだ〜)

④10センチ角を丸く使いたいから、とラフの修正あり。

⑤後日、送られてきた見本誌をみたら、3つに分けられて使われていた。
(やっぱ3点やん!)

これで何が言いたいか、つーと、雑誌におけるイラストの仕事、というのは、
こーいうもんなんすよね。
1点だろうが、3点だろうが、誌面がなんとなく埋まっていれば良い。
ページに割ける金額は、決まっている。
作家性が、とか、表現力がどうとか、3倍時間がかかった、とか関係ないんですよね。






市の健康診断で引っかかって、高脂血症で脂肪肝と診断された。
日頃の大食い、お菓子毎日、不規則な生活、運動不足、がたたっての生活習慣病ってやつだ。
今までもひっかかっていたけど、投薬治療は初めて。薬はパルモディア錠という中性脂肪を減らすという素晴らしい薬だ。

 もともと生まれつき血が濃い系統、という遺伝的な要因もあるそうだ。
もともと先祖の代から「百姓(外に出て肉体労働)」で、「粗食」で、の流れで生きてきた血筋。(あくまで推測。)祖父は大工だったそうだが。
そういう人間で、心臓も運動タイプ(通常時は脈拍ゆっくり→運動に強い系)で、(よく言えばアスリートに向いたタイプで)明らかに百姓の遺伝子なのに、
「デスクワーク」「大食い」「運動しない」生活を続けていたら、そりゃどっかに負担がかかるよなーと思った。




2022年2月8日
子供の保育園の同じ組にコロナ感染した子が出て、学級閉鎖になった。10日ほど自宅保育。
子どもが感染していた場合、発熱の可能性もあるので自分も父の四十九日の法要に行けなかった。
上の小学生の子供も休ませたので10日ほど家族4人で家に軟禁状態。コロナが始まって学校が2ヶ月くらい始まらなかった、先が見えず苦しかった2年前を思い出した。

小学校も、リモート授業が発展したわけでもなく、ただ10日ほど授業が遅れるだけで自宅にいるだけ。市は2年間何をやっていたのかね。

そういう日々もすでに半分くらい終わったが、結局子どもは発熱せず、自宅におこもり状態。

そのくらい、今はオミクロン株が猛威をふるっている。今がピークな感じ。誰が感染してもおかしくない。早く飲み薬が普及されるか、認識も病状も、インフルエンザのようなものに落ち着いてほしい。
12月もあっという間だった。
 父が19日に私の自宅を見にきて、4日後の23日に急に亡くなった。死因はお風呂で溺死とのこと。念願だった息子の東京の家を見にきて、安心して役目を果たしたかのような最期だった。
葬儀で喪主をやった。初めての喪主。
 
 通夜と葬儀の晩、ロウソクの火守りのために斎場に泊まった。葬儀後はやることが多かった。
 葬儀があって、初七日まで実家にいて、東京に戻って鏡を見たら、眉毛が白髪だらけになっていた。よく、あまりの恐怖で一晩で髪の毛が真っ白に、みたいな話は聞いたことあるが、眉毛の白髪は、単純に年齢的なものと、あんまり自分の眉毛を見ていなかったから改めて気づかなかった眉毛の白髪に気づいた、という感じ。見ることもない父の亡骸や、葬式、火葬などを視覚的に刺激が強いものを見過ぎたというも多少関係あるかもしれない。
 
お風呂で沈んで死んでいたので、父の口からはお風呂の水がずっと出ていて、何度も拭いてあげてたんだけど、どこかユーモラスな風景だった。

 お通夜と葬儀で喪主の挨拶をした。葬儀屋にもらったパンフに書いてあった台本を暗記し、アドリブを加え、父に良いところを見せようと思った。しかし、本番で挨拶が飛んでしまい、しどろもどろになった。従兄弟の娘に「もっとハキハキ喋れ」と言われていた。葬式では台本をそのまま紙を見てそのまんま読んだ。

 身内を亡くすというのは、喪失感がすごいものだな。あらゆる父母の世代や、人が皆それを経験している、乗り越えている、と思うとすごいことだなと思う。腕とか、体の一部をなくす位の喪失感があるな。自分の子供とかだと、もっとすごいんだろうな。

 12月の頭くらいに家で軽いぎっくり腰みたいなのになって、寝違え、くらいだったのでほったらかしにしたんだけど、そのうちに痛みが尻や左足が痛くなってきた。座っているだけで痛いし、起き上がることも歩くことも痛い。治らないなと思っていたら、父が亡くなって、バタバタしていた。自分で検索したら、坐骨神経痛という症状に共通すると分かった。年明けに整形外科が休み明けするのを待ち、病院に行き、治療中。と言っても痛み止めを飲むだけ。自然治癒するとは思えない。

 年をとるというのはいいことがなくなっていくな。

プロフィール
漫画・イラスト描きます お仕事お待ちしております
HN:
堀道広
性別:
男性
職業:
まんが等
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